皆様いかがお過ごしですか??
今朝NHKでファッシアの解説を理学療法士の先生がされていました。(終わりの1分くらいしか見れていません泣)
ちゃんと見たかったな〜と思いつつ、当院の問い合わせでも筋膜リリースを中心に
ファッシアリリース、ハイドロリリース、筋膜リリース注射、トリガーポイント注射等々で
お問い合わせいただきます。
そこで皆様が治療の選択で迷われていることと思いますので、皆様がイメージつきやすいように、
患者様の視点で私なりにまとめたいと思います。
◉筋膜とは
結合組織という大きなくくりの中に、膜組織(ファッシア)があり、筋肉を包むと筋膜(マイオファッシア)
、骨を包むと骨膜、内臓を包むと腹膜
筋膜とファッシア等々、学問の違いで呼び名が違うくらいで思っていただいて良いと思います。
ファッシアと筋膜は一緒と思っていただいて差し支えはないかなと。
筋膜は筋肉を包む膜組織(ファッシア)。
これをさらに分けますと
浅筋膜、深筋膜に分けられます。
さらに深筋膜には
筋外膜、筋周膜、筋内膜とあります。
※上記画像は以前勉強資料で保存してあったものですが、非常にわかりやすいので使わせていただきました。ご迷惑があればすぐに削除いたします。
◉筋膜リリースとは
筋膜(ファッシア)リリースは筋膜の癒着部分をリリースする、要するに緩める・はがす・ほぐすと
いったことになり、本来は理学療法士が行う徒手療法として生まれました。
私の筋膜リリースでアプローチしている部分は特に深筋膜で、筋膜の癒着部分をリリースするために
鍼、マッサージ(徒手療法)、ストレッチ、エクササイズを組み合わせて行っています。
◉筋膜リリースの様々な治療法
ハイドロリリース
医師が行い、筋膜に生理食塩水等を注射で打ちます。ペインクリニック、整形外科で受けれます。
エコー下筋膜リリース注射
超音波で筋膜の癒着部分を見つけ、モニター越しに生理食塩水等を注射していきます。
ハイドロリリースとほぼ同じと思ってください。
トリガーポイント注射
医師が行い筋肉の圧痛点に痛み止めの注射を打ちます。ペインクリニック、整形外科で受けれます。
筋膜マニュピレーション
理学療法士が行う徒手療法です。
技術を持った理学療法師の所属する病院、クリニックで受けることができますが、医師の処方が必要です。
またサロンを開業されている理学療法士の方もいます。
ガビランテクニック、グラストンテクニック
ナイフ、スプーンのような金属でできた器具を使い筋膜を擦っていくテクニックです。
それぞれの協会が認定資格を発行しています。接骨院、整体院などでその認定を受けている方々が
いるようです。
ロルフィング
アナトミートレインという理論を作り出しそれに基づいた技術です。
日本でもその技術を習得されサロンをやられている方々がいます。
資格としては理学療法士、柔道整復師、フィットネストレーナー様々な方々がいます。
私がトリガーポイント治療をしながら腑に落ちない結果を一つの線で結びつけてくれた理論です。
そして私が行っているトリガーポイントを使った筋膜リリース治療法です。
これに関してはまた改めてまとめたいと思います。
またポールでコロコロする筋膜リリース。
筋膜リリースに関して初めて出版したのが8年前、
この方法は筋膜リリースをセルフケアで行う方法になります。
筋膜の癒着を防ぐためのケア。虫歯にならないための歯ブラシです。
歯ブラシのやり方がよくまとまっている本がこちら!
そして歯ブラシがこちら!!
是非ともご購入をお願いいたします!!!!!
筋膜リリースに関してお困りのことがあればお気軽に下記メールでご相談ください。
info@myofascial-therapy.com
ソルエマーレ 滝澤 幸一